池井戸潤原作ドラマの視聴率ランキング、全ドラマの見どころ

ikeidojun

池井戸潤原作ドラマの視聴率ランキングです。
大ヒットした「半沢直樹」以降、池井戸潤さん原作の作品のドラマ化が続いています。今回は、池井戸潤さん原作ドラマの視聴率(平均視聴率)をランキング形式でまとめてみました。配信やDVDで池井戸潤原作ドラマをご視聴されたい方、池井戸潤作品の書籍をお読みになりたい方は参考にして下さい。

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第1位:半沢直樹(1)(平均視聴率29%)

2013年夏ドラマ
TBS系列
堺雅人主演
原作は文春文庫と講談社文庫から出ています(以下タイトルは講談社版)
「半沢直樹1オレたちバブル入行組」「半沢直樹2オレたち花のバブル組」

ドラマ「半沢直樹」は、2冊の原作を合わせて1つのドラマとしたスピーディーな展開となりました。ドラマの大ヒット以降、主演の堺雅人さん以外のキャストの皆さんもドラマやバラエティで目にする機会が増えました。日曜9時という社会人男性でも視聴しやすい時間帯設定もヒットの一因かもしれません。

第2位:半沢直樹(2)(平均視聴率25%)

2020年夏ドラマ
TBS系列
堺雅人主演
原作は文春文庫と講談社文庫から出ています(以下タイトルは講談社版)
「半沢直樹3ロスジェネの逆襲」「半沢直樹4銀翼のイカロス」

ドラマは、シーズン1と同様に2冊の原作を合わせて1つのドラマとしたスピーディーな展開となりました。主人公半沢直樹が子会社の東京セントラル証券に飛ばされてからの活躍と、東京中央銀行に戻ってきてからの活躍を描いています。

第3位:下町ロケット(1)(平均視聴率19%)

2015年秋ドラマ
TBS系列
阿部寛主演
原作は小学館文庫「下町ロケット」「下町ロケットガウディ計画」

「半沢直樹」の脚本家やスタッフによるドラマです。初回は16%の視聴率でスタートしましたが、徐々に注目が集まり、最終回は22%を超える高視聴率となりました。主演の阿部寛さんだけでなく、帝国重工の財前を演じた吉川晃司さんなどの熱演が話題になりました。シリーズ2冊の原作を1つのドラマにしている点はドラマ「半沢直樹」との共通点です。原作は第145回直木賞受賞作の「下町ロケット」とその続編です。

第4位:陸王(平均視聴率16%)

2017年秋ドラマ
TBS系列
役所広司主演
原作は集英社「陸王」

足袋作りの老舗メーカーが、ランニングシューズの製作・販売に挑む役所広司主演のドラマです。

第5位:花咲舞が黙ってない(1)(平均視聴率16%)

2014年春ドラマ
日本テレビ系列
杏主演
原作は「不祥事」「銀行総務特命」「ハッピー・ウェディング」「モンスター」「料理評論家」

女版「半沢直樹」とも言える花咲舞を杏さんが痛快に演じました。原作と同じく毎回1回ものの短編ドラマとなっていました。

第6位:下町ロケット(2)(平均視聴率13%)

2018年秋ドラマ
TBS系列
阿部寛主演
原作は小学館文庫「下町ロケット ゴースト」「下町ロケット ヤタガラス」

シーズン1と同様に、下町ロケットシーズン2もシリーズ2冊を原作とした作品となりました。2019年1月には正月のスペシャルドラマが放映され、佃製作所の「その後」が描かれました。

第7位:ルーズヴェルト・ゲーム(平均視聴率15%)

2014年春ドラマ
TBS系列
唐沢寿明主演
原作は講談社文庫「ルーズヴェルト・ゲーム」

半沢直樹と同じ日曜9時台の日曜劇場枠での放映でした。野球部のエースを演じた工藤阿須加さんは元ソフトバンク監督工藤公康さんの御子弟です。

第8位:花咲舞が黙ってない(2)(平均視聴率14%)

2015年夏ドラマ
日本テレビ系列
杏主演
原作は「銀行仕置人」「銀行狐」「銀行総務特命」「仇敵」「かばん屋の相続」

杏演じる花咲舞シリーズの続編です。シーズン1と同じく短編集が原作となり、ドラマ化されました。

第9位:ようこそ、わが家へ (平均視聴率13%)

2015年春ドラマ
フジテレビ系列
相葉雅紀(嵐)主演
原作は小学館文庫「ようこそ、わが家へ」

池井戸潤さん原作としては初のフジテレビの「月9」でした。2015年春ドラマは「天皇の料理番」「アイムホーム」「Dr.倫太郎」など人気作が多かった中で、期間第4位の視聴率でした。

第10位:ノーサイド・ゲーム (平均視聴率12%)

2019年夏ドラマ
TBS系列
大泉洋主演
原作はダイヤモンド社「ノーサイド・ゲーム」

TBS系「日曜劇場」枠で放送されました。ラグビーを題材とした本作は、ラグビーワールドカップ日本大会の直前に放映され、ラグビー人気を高めました。

第11位:ようこそ、わが家へ (平均視聴率13%)

2015年春ドラマ
フジテレビ系列
相葉雅紀(嵐)主演
原作は小学館文庫「ようこそ、わが家へ」

池井戸潤さん原作としては初のフジテレビの「月9」でした。2015年春ドラマは「天皇の料理番」「アイムホーム」「Dr.倫太郎」など人気作が多かった中で、期間第4位の視聴率でした。

第12位:ハヤブサ消防団 (平均視聴率9%)

2023年夏ドラマ
テレビ朝日系列
中村倫也主演
原作は集英社「ハヤブサ消防団」

原作の「ハヤブサ消防団」は、池井戸作品としては珍しく、銀行も企業も出てこないミステリー小説です。原作では主人公が田舎に引っ越してきて消防団に入り訓練を開始するまでにページ数を大きく割いていましたが、ドラマは小説の後半部分を中心とした内容でした。

第13位:民王(平均視聴率7%)

2015年夏ドラマ
テレビ朝日系列
菅田将暉・遠藤憲一主演
原作は文春文庫「民王」

菅田将暉さん主演ドラマです。総理大臣とバカ息子が入れ替わるというSFチックな原作をコミカルな演技でドラマ化しました。原作と大きく異なるバカ息子の人物像やストーリー展開も話題になりました。

上記のランキングは、地上波で放映された池井戸潤原作ドラマのみ対象としています。

地上波ではないのでランキングには掲載していませんが、WOWOWでも以下の池井戸潤原作ドラマが放映されていました。

・空飛ぶタイヤ(2009年):仲村トオルが主演
・下町ロケット(2011年):三上博史が主演
・株価暴落(2014年):織田裕二が主演
・アキラとあきら(2017年)斎藤工・向井理がW主演
・鉄の骨(2020年)神木隆之介が主演
・シャイロックの子供たち(2022年):井ノ原快彦が主演

池井戸さんは作品を様々な出版社から出している一方、ドラマはTBSの日曜劇場枠での放映が多めとなっています。

半沢直樹シリーズ第5作の「アルルカンと道化師」はまだドラマ化されていませんが、半沢直樹シリーズ第6作が出れば、第5作・第6作あわせてTBSの日曜劇場枠でドラマ化されるのではないかと期待しています。



以上、「池井戸潤原作ドラマの視聴率ランキング、全ドラマの見どころ」でした。配信やDVDで池井戸潤原作ドラマを探される際の参考になれば幸いです。


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